天敵カルテ

ID No 47記入日 2000 年 9 月 24 日

氏名 漢字 西山敏雄ローマ字 Nishiyama Toshio
所属 ㈱金田商店
〒581-0033
住所1(市町村名番地まで)
大阪府八尾市志紀町南3-2
住所2(番地以下、ビル名や内部組織名など)
電話番号 0729-49-1555FAX番号 0729-48-0600
電子メールアドレス 非表示

栽培・資材利用情報
実施場所
都道府県名 京都府
市町村名 園部町
圃場名 YY
対象害虫
ワタアブラムシ
使用資材
アフィパール(コレマンアブラバチ500/ボトル)+アフィデント(ショクガタマバエ1,000/ボトル)
作物 オクラ
品種
台木
圃場環境
露地
天敵使用面積 a 栽植密度 株/10a
  施設
ガラス
ビニール
天敵使用面積 6 a 栽植密度 株/10a
  間口 m 奥行き m 棟高 m
栽培方法 土耕 水耕  
加温 なし あり (設定夜温 ℃)
その他
天敵使用面積 a 栽植密度 株/10a
具体的な圃場環境
栽培概要
購入
自作 播種日 年 月上旬  中旬 下旬
定植日
1998 年 6 月  上旬  中旬 下旬
収穫開始
年 月  上旬  中旬 下旬
収穫終了
年 月  上旬  中旬 下旬

評価・利用経験
資材名 記入者評価 記入者利用経験 農家評価 農家利用経験
アフィパール(コレマンアブラバチ500/ボトル)+アフィデント(ショクガタマバエ1,000/ボトル) 3 5 2 1
記入者評価 1:効果は低い 2:やや低い 3:やや高い 4:高い 9:判定不能
農家評価 1:次は使わない 2:次も使う 9:未定

資材(天敵、農薬、その他)処理情報
年/月/日 処理の内容(資材名、放飼密度、散布濃度などをなるべく詳しく)
1988/06/10 定植時にムシコンマルチ設置
1998/06/17 アフィパール1ボトル+アフィデント1ボトル
1998/07/01 アフィパール1ボトル+アフィデント1ボトル
試験区でムシコンマルチ除去(慣行区はそのまま設置)
薬剤散布なし


結果・考察(なるべく詳しく自由に書いてください)
       試験区                        慣行区

    アブラ  ハチ  タマ  アブラ  ハチ  タマ
6/17 680 3 1 430 4 1
6/24 900 3 2 580 4 2
7/1 1460 69 2 800 13 0
7/8 2180 98 10 1800 10 19
7/15 2050 80 7 1600 3 47
7/22 170 0 2 260 0 0
7/29 27 3 0 130 0 0
アブラ:ワタアブラムシ虫数,ハチ:アブラバチによるマミー数,
タマ:ショクガタマバエ幼虫数
1.放飼前に土着のアブラバチのマミー,ショクガタマバエ幼虫を確認
2.2回目放飼後の調査で,アブラバチのマミーは試験区で,
ショクガタマバエ幼虫は慣行区で多く見られた。
3.7月8日,15日の調査で,ヒメテントウ幼虫,クサカゲロウ幼虫,
ヒメハナカメムシ成虫,幼虫,タカラダニ類などの土着天敵が多く見られた。
4.7月22日以降はアブラムシが突然減少した。天敵も見られなくなった。
暑さのせいか?
5.7月22日の調査でアブラバチのマミーから二次寄生蜂
(アブラコバチ?)の羽化穴を確認。
6.7月15日,22日の調査で,ショクガタマバエ幼虫が
マルチ上で死亡しているのを多数見かけた。
7.試験者(金田幸雄,西山敏雄)の無知でマルチを取り除いたところ,
オクラの生育が悪くなり,農家に迷惑をかけたことを反省しています。
8.来年はクロマルチを使用し,マルチの上に土を置いて天敵放飼を予定している。
9.農家は昨年までのアブラムシ被害と比べて50%くらいの発生量だったので,
たいへん満足してくれた。



3. 7月8日,15日の調査で,ヒメテントウ幼虫,クサカゲロウ幼虫,ヒメハナカメムシ成虫,幼虫,タカラダニ類などの土着天敵が多く見られた。
,6月24日のアブラバチとショクガタマバエは土着のものか放飼したものか
どちらか不明。
2.2回目放飼後の調査で,アブラバチのマミーは試験区で,
ショクガタマバエ幼虫は慣行区で多く見られた.



添付資料(本カルテに添付した資料や参考になる文献があれば書いてください)