天敵カルテ

ID No 78記入日 2000 年 11 月 20 日

氏名 漢字 かとう農園ローマ字 katounouen
所属 kato-farm
〒非表示
住所1(市町村名番地まで)
非表示
住所2(番地以下、ビル名や内部組織名など)
非表示
電話番号 非表示FAX番号 非表示
電子メールアドレス 非表示

栽培・資材利用情報
実施場所
都道府県名 静岡県
市町村名 三島市
圃場名 かとう農園
対象害虫
マメハモグリバエ
使用資材
マイネックス
作物 トマト
品種
台木
圃場環境
露地
天敵使用面積 a 栽植密度 株/10a
  施設
ガラス
ビニール
天敵使用面積 18 a 栽植密度 株/10a
  間口 13 m 奥行き 42 m 棟高 3.3 m
栽培方法 土耕 水耕  
加温 なし あり (設定夜温 10 ℃)
その他
天敵使用面積 a 栽植密度 株/10a
具体的な圃場環境
栽培概要
購入
自作 播種日 年 月上旬  中旬 下旬
定植日
年  月  上旬  中旬 下旬
収穫開始
年 月  上旬  中旬 下旬
収穫終了
年 月  上旬  中旬 下旬

評価・利用経験
資材名 記入者評価 記入者利用経験 農家評価 農家利用経験
マイネックス 3 2 2 2
記入者評価 1:効果は低い 2:やや低い 3:やや高い 4:高い 9:判定不能
農家評価 1:次は使わない 2:次も使う 9:未定

資材(天敵、農薬、その他)処理情報
年/月/日 処理の内容(資材名、放飼密度、散布濃度などをなるべく詳しく)
2000/07/01 マイネックス 4本(放飼詳細PM6:40,気温28度、湿度80%、曇り)

2000/07/09 トリフミン 2000倍*200g=400L(細霧使用)
2000/07/12 オサダン1000倍(当時使用不可知らず。)*200g=200L
2000/07/18 テデオン2000倍*100g=400L
2000/07/22 レピタームフロアブル500倍*500mL=250L
2000/07/24 オサダン 1000倍*300g=300L
2000/07/27 イオウフロアブル400倍*1.15L=550L
2000/08/03 イオウフロアブル 400倍*1000L=400L
2000/08/17 ジマンダイセン スポット散布サビダニのひどいところのみ250g*800倍
=200L
2000/08/20 ゼンターリ 1000倍*300g=300L(細霧)
2000/08/28 トリガード 250g*1000倍=250L(細霧)
2000/08/29 ニッソラン 200g*2000倍+ダコニール1000倍*400g=4
00L
2000/09/04 イオウフロアブル 400倍*1000倍=400L
2000/09/13 ゼンターリ300g*1000倍=300L
2000/09/20 ピラニカ2000倍*200cc+ダコニール1000倍*400cc=400L
2000/09/26 アファーム2000倍*125cc(細霧)、ニッソラン2500倍*100g+ア
ファーム2000倍*125cc
2000/09/29 ダコニール 1000倍*400cc+カネマイト1.500倍*280cc=400L
2000/10/01 ラノーテープ6巻 (2反分)
ベスト2(葉面散布剤) 500倍*600cc=300L(細霧)
2000/10/06 ダコニール+アプローチ(展)=300L、アグリメイト(Ca)500倍*400cc=200(細霧)
2000/10/10 ボトキラー2000倍*150g=300L
2000/10/14 アグリメイト(Ca)500倍*400cc=200(細霧)
2000/10/20 ボトキラー2000倍*150g=300L,ベスト2(葉面散布剤) 500
倍*600cc=300L(細霧)
2000/10/28 チェス60g*300倍=180L、育成圃のみデルフィン10g*1000
倍=10L ボトキラー1000倍*300cc=300L
2000/10/31 アグリボ3 1スティックを150Lで散布
2000/11/04 スミレックス2000倍*300g+アプローチ(展)1000倍*600
cc=600L
2000/11/07 デルフィン1000倍*200g+モスピラン2000倍*100g=200L
2000/11/09 ボトキラー2000倍*200g=400L
2000/11/13 スポットで除虫菊1000倍+オレート60倍=20L
2000/11/14 ボトキラー2000倍*150g+アグリボ3 1スティックを300L分


結果・考察(なるべく詳しく自由に書いてください)
同じハウスにオンシツコナジラミに対して,エンストリップ,

ハダニに対してスパイデックス-Tを導入した。

考察:(アバウトすぎてすみません)

2000/07/04 ラノーテープすべて回収
2000/07/05 到着日にすでに4ケース中2ケースに成虫が10数頭見つかる。(すでに歩きまわっ
       ていた)
2000/07/06 1本の木に5カードぶら下げた。(日中を避けた)
2000/08/28 ハモグリ増加中,ハダニ増加中
2000/09/18 夜盗虫、ハダニ増加中
2000/10/01 ラノーテープ解禁
2000/10/14 スパイデックスーT効いていると思う。(ハダニの増加なし)
2000/10/19 ハダニ場所によっては、多い。
2000/10/20 アブラムシ今期初お目見え
2000/11/04 アブラムシイルイル!夜盗虫も、ダニ若干いる、ハモグリ育成圃で増加中
2000/11/15 エンストリップのマミーけっこうついている。多少ハモグリ本圃で増加中

感想:前回(1998の失敗)を生かし、天敵導入に関しては、全面的にサギサカ(www.savegreen.co.jp)さんに
バックアップを依頼し、作戦もすべて指示どうりに行った。作戦内容は、
前回は、4回に分けて追加しつつ天敵を放飼したが、今回は、一気に4回分の天敵を1
日で放飼した。
これがかなり効果があったと思われる。
まず、導入の検討は冬から行い、ラノーテープのない時期に農薬をなるべく減らしたい意向を伝えた。
サギサカ氏より
導入は、春前くらいから導入が、べストだと言われたが、あえて夏に挑戦した。
ご存知のとうり、今年の夏は、異常とも言える暑さで、天敵、マルハナバチともに
使えるかどうか不安でしたが、着実にマミーも増え、おかげさまでコナジラミ、ハモグリともに
かなり低密度で夏を乗り切れたと思う。(今現在もマミーが多少ながら増えています。)
よって今回の導入は、かなりの進歩でした。
暑いために害虫の動きが悪かったのではないかと問われることが、しばしばあるが、
おととしも導入した頃、けっこう暑くてコナジラミ、ハモグリ活動が活発で防除にともに苦戦した。
昨年は、三島地区のラノーテープの試験圃として6月よりラノーテープ設置していたため10月の
本格導入時までの夏期間は、もちろんコナジラミでは、悩まなかった。
もちろんラノーテープでコナジラミの害虫数が、少なかったのと導入前にトリガードでハモグリを
抑えていたのが功を奏したと思う。
ただし、サビダニ、ハダニ、アブラムシの被害が、ラノーテープ導入以前には、ほと
んど悩まなかったのに(以前は、オンコナ、シルバ−リ−フコナジラミ、ハモグリの悩みが、大半)
ラノーテープ導入とともに新たな課題として取り組まなければならなくなった。
追記
1998年当時は、使える薬剤も限られていた。せいぜいアプロード、オレートくら
いだったかな。
2000年は、新たにマッチ、チェス、トリガード、アプロードエースフロアブル、
粘着くんなどが、
使えると思っていたので、もしものときに備えていたのも心理的に楽になった。
あとスポット散布なら、多少天敵がやられても何とかなると思ってスポット散布を増
やしたのも良かったと思う。
スパイデックスーTは、おそらくかなりいい感じです。継続テスト中ですが。
  
   
   thanks to yushi_sagisaka@savegreen.co.jp (plan)
wada@tokyo6.tomen.co.jp (spidex-t)


アドバイスなんかもあったらお願いいたします。










































添付資料(本カルテに添付した資料や参考になる文献があれば書いてください)