天敵カルテ

ID No 87記入日 2002 年 12 月 11 日

氏名 漢字 奈良 絵美ローマ字 Nara Emi
所属 大分県農業技術センター野菜部
〒872-0103
住所1(市町村名番地まで)
大分県宇佐市北宇佐65
住所2(番地以下、ビル名や内部組織名など)
電話番号 0978-37-1141FAX番号 非表示
電子メールアドレス 非表示

栽培・資材利用情報
実施場所
都道府県名 大分県
市町村名 宇佐市
圃場名 野菜部
対象害虫
マメハモグリバエ
使用資材
トモノヒメコバチDI
作物 ミニトマト,中玉トマト
品種 千果,サンチェリー250,ヘーシンク,ラブリー40
台木 ベスパ,キャディー1号,新メイト
圃場環境
露地
天敵使用面積 a 栽植密度 株/10a
  施設
ガラス
ビニール
天敵使用面積 1.8 a 栽植密度 2717 株/10a
  間口 6 m 奥行き 15 m 棟高 2.0 m
栽培方法 土耕 水耕  
加温 なし あり (設定夜温 10 ℃)
その他
天敵使用面積 a 栽植密度 株/10a
具体的な圃場環境
栽培概要
購入
自作 播種日 年 月上旬  中旬 下旬
定植日
2001 年 9 月  上旬  中旬 下旬
収穫開始
2001 年 12 月  上旬  中旬 下旬
収穫終了
2001 年 5 月  上旬  中旬 下旬

評価・利用経験
資材名 記入者評価 記入者利用経験 農家評価 農家利用経験
トモノヒメコバチDI 4 4回目 9 0
記入者評価 1:効果は低い 2:やや低い 3:やや高い 4:高い 9:判定不能
農家評価 1:次は使わない 2:次も使う 9:未定

資材(天敵、農薬、その他)処理情報
年/月/日 処理の内容(資材名、放飼密度、散布濃度などをなるべく詳しく)
2001/09/18 チェス粒剤(定植時植穴施用)(コナジラミ類)
2001/09/28 アファーム乳剤(2000倍)(マメハモグリバエ)
2001/09/20 黄色灯(撃退君)(19:00〜6:00)(調査中点灯)(記入者注:20日と書いたが,9月下旬である)
2001/10/31 ラノーテープ(コナジラミ類)(調査中使用)
2001/11/14 天敵(イサエアヒメコバチ)100頭(マメハモグリバエ)
2001/11/14 マルハナバチ放飼
2001/11/29 ケルセン乳剤(1500倍)(トマトサビダニ)
2001/12/07 デルフィン水和剤(1000倍)(ヨトウムシ類)
2001/01/16 ケルセン乳剤(1500倍)(トマトサビダニ)
2002/01/31 マルハナバチ放飼
2002/02/20 天敵(イサエアヒメコバチ)100頭(マメハモグリバエ)
2002/03/14 プリファード水和剤(450g/10a)(コナジラミ類)
2002/03/15 イオウフロアブル(400倍・局所施用)(トマトサビダニ)
2002/03/18 マルハナバチ放飼
2002/03/19 天敵(イサエアヒメコバチ)100頭(マメハモグリバエ)


結果・考察(なるべく詳しく自由に書いてください)
コナジラミ類

農薬散布回数 2回
結果 後半の効果不足対策としてプリファードを散布したが効果不足
問題点と課題 後半の効果低下対策が必要.プリファードも1回の散布では定着しない.

マメハモグリバエ
農薬散布回数 1回
結果 昨年より発生が多く,2月から侵入痕が目立つ.我慢して防除を控えたところ,拡大せず,収まった.
問題点と課題 購入の天敵と土着の天敵を活かせば何とかなりそう.

ヨトウムシ類
農薬散布回数 1回
結果 定植時から黄色灯を設置したが,台数不足で,局所的に発生した.
問題点と課題 黄色灯の設置数,位置には気をつける.

トマトサビダニ
農薬散布回数 4回
結果 11月から局所的発生,徐々に拡大.最も防除に悩まされた.
問題点と課題 トマトサビダニの天敵を活かす薬剤を選択する必要がありそう.

アザミウマ類
農薬散布回数 0回
結果 発生なし

葉かび病 
農薬散布回数 2(サルバトーレ・ダイマジン)
結果 春先,ミニトマト区で激発.中玉トマトは,発生がない
問題点と課題 対灰色かび病のボトキラーの少量ずつの予防散布のような対策が必要.

殺虫剤散布 計8回
殺菌剤散布 計2回
合計    10回

サイドに1mm目合いのネットを張っている.
栽培方法はもみがら耕


添付資料(本カルテに添付した資料や参考になる文献があれば書いてください)