
斑点病

さび病
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斑点病
<被害の特徴と発生生態>
葉、茎、つぼみのがくに発生する。はじめ下位葉に油浸状の小斑ができ、やがて淡黄色または淡褐色の円形〜楕円形の斑点ができる。
病斑が大きくなると、葉や茎はねじれ、やがて枯死する。
茎では分岐した芽に発生しやすく、侵された芽は変色して枯死する。
病斑上には黒い粉状のカビが生じる。多発すると下葉から枯れ上がり、商品価値が低下する。
露地栽培では9〜10月に発生が多い。
被害葉や茎の中で病原菌が越年する。
風雨により病原菌が飛散し、伝染する。
<防除>
病斑のできた葉や茎は摘み取り、焼却する。
ハウス内では換気し湿度を下げる。
発生を認めたら、ポリオキシンAL乳剤、ダイファー水和剤を散布する。
さび病
<被害の特徴と発生生態>
葉や茎に褐色の小斑点ができ、やがて褐色の縦に長い大きな斑点となる。
病気が進むと、病斑が破れて、褐色粉状の病斑となる。
被害葉上で越年し、翌年の伝染源となる。
ナデシコ類、セキチクにも発生する。
<防除>
病斑のできた葉は早めに摘み取り、処分する。
発病を認めたら、早めにダイセンステンレス、ダイファー水和剤、バシタック水和剤75を散布する。
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