
キクモンサビダニによるモザイク症状

ハガレセンチュウによる葉の黄化
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キクモンサビダニ
<被害と虫の待徴>
葉の色が輪紋状に薄く抜けるので、ちょっと目にはモザイク病か肥料の養分欠乏のように見える。
肉眼では見えない非常に小さなダニが芽の中や新葉に寄生して吸汁する。
被害を受けた部分が葉の成長にともなってしだいに大きくなり、モザイク症状となる。
<防除>
苗による持ち込みに注意し、さし芽は健全株から採る。
ハガレセンチュウ
<被害と虫の特徴>
葉の一部が褐変し、しだいに広がっていくが、その周囲が太い葉脈で明確に仕切られているのが特徴である。
被害は初め下葉から始まり、上位の葉へと進み、多発すると株全体が桔死する。
体長1ミリの細長いセンチュウが葉の内部に寄生する。
枯葉内で越冬し、春になると新しい葉に寄生する。
<防除>
苗による持込みに注意し、さし芽は健全株から採る。
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