
ワタアブラムシ

左:カンザワハダニによる葉の被害
右:ホコリダニ類による花びらの変色
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ワタアブラムシ
<被害と虫の特徴>
花びら、がく(花びらのように見える)、花穂に体長1ミリの小さな虫が集団を作って寄生し、吸汁する。
花は虫の排泄物と虫の抜け殻によって汚れる。
<防除>
発生が多い時はマラソン乳剤、デナポン水和剤50、ミクロデナポン水和剤85を散布する。
カンザワハダニ
<被害と虫の特徴>
葉の一部が点状あるいはカスリ状に白く色が抜け、葉の裏側に赤色のO.5ミリの小さなダニが寄生する。
<防除>
発生が多い時はケルセン乳剤40を散布する。
ホコリダニ類
<被害と虫の特徴>
初期の被害はがくの色がカスリ状に白く抜ける。被害が進むとがくの肥大が止まり、花びらの突出もなくなり、最後には花穂もねじれて、伸びが止まる。
虫は名前のとおりホコリのような小さなダニで、肉眼では見つけることはできない。
軒下、ベランダのような雨が直接あたらない所で栽培すると多発しやすい。
<防除>
鉢を雨のあたる所に移す。
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