
炭そ病

灰色かび病
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炭そ病
<被害の特徴と発生生態>
葉に褐色の円形病斑ができ、大きくなると直径約5ミリの輪紋のある病斑となる。茎には周辺部が紫褐色のややくぼんだ病斑ができ
る。
塊茎表面にも暗褐色の円形〜楕円形の病斑ができ、塊茎は柔らかくなって腐敗する。
多発すると株の生育が悪くなり、葉をゆがめたり、枯死することもある。
春や冬の湿度が高い時期に発生しやすい。
<防除>
室内の風通しをよくし、湿度を下げる。
ジマンダイセン水和剤を早めに散布する。
灰色かび病
<被害の特徴と発生生態>
花びらでは淡褐色の小斑点ができ、やがて全体が水浸状になって腐敗する。多湿条件下では腐敗した花に灰色のカビが生じる。
花柄や葉柄では暗紫色で水浸状の病斑ができ、病斑部分はくびれたり、腐敗してくぼむ。葉は黄化して垂れ下がり花柄も倒れる。
多発すると葉柄はゆがみ、ひどい場合は株元が侵され、株全体が枯死する。
20℃前後の多湿条件で発生しやすい。
<防除>
下葉を除去し、風通しを良くする。
ハウスでは換気を行い湿度を下げる。
ベフルール水和剤、トップジンM水和剤、ポリベリン水和剤、ポリオキシン水溶剤を散布する。
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