ラージパッチ(葉腐病)
<被害の特徴と発生生態>
日本芝に4月中旬〜5月初旬にかけて発生する。夏は発生がほとんどおさまり、秋になると再び増加する。
褐色の斑点が芝弛の所々にでき、大きくなると直径4〜5メートル大にもなる。
病気の芝を持ち込むことによって発生することが多い。芝刈機、サッチによっても広がっていく。
<防除>
予防散布に重点をおき、グラステン粒剤、ロブラールフロアブル、グランサー水和剤、バシパッチ水和剤を散布する。
葉枯病
<被害の特徴と発生生態>
4月中旬頃から発生し、6〜7月下旬に多発する。芝地に淡褐色から褐色の不定形の被害部が現れる。健全部との境がはっきりしないので、ブラウンパッチと区別ができる。
<防除>
発病初期にロブラールフロアブル、プラウザー水和剤、マネージ乳剤を散布する。
ダラースポット
<被害の特徴と発生生態>
洋芝(ベントグラス)に直径5センチ大の円形の褐変した被害部ができる。
4月下旬頃から発生し、盛夏時はやや少なくなるが、9月以降多発する。
<防除>
発生初期にバイコラール水和剤、ワンパット水和剤を散布する。
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