
白絹病

チューリップヒゲナガアブラムシ

スモモオマルアブラムシ
|
白絹病
<被害の特徴と発生生態>
地際部の葉鞘が色あせ、しだいに淡褐色から褐色に変色し、内部に腐敗が進む。地上部の葉はしだいに黄変し、やがて株はしおれて枯れる。
地際部には白色綿毛状の菌糸が蔓延し、淡褐色で粟粒状の菌核が多数形成される。
病原菌は高温多湿下で繁殖力が旺盛で、盛夏時に発生が多い。菌核が土壌中に残り、翌年の発生源となる。
<防除>
高畝栽培をし、水はけをよくする。
被害株を除去し、株回りの菌核はていねいに取り除く。ほ場を湛水すると発生が減少する。
チューリップヒゲナガアブラムシ
<被害と虫の特徴>
株元の葉に長さ1〜2ミリのうすい緑色の虫が群生して吸汁する。
数十匹〜数百匹の集団をつくるため、株はしだいに衰弱して小さくなる。
軒下、ベランダのような雨が直接あたらない所で発生しやすい。
名前のとおりチューリップやフリージアでもよく発生する。
やや小形のスモモオマルアブラムシが発生することもある。
<防除>
発生初期にマラソン乳剤、デナポン水和剤50を散布する。
|