
疫病

コナカイガラムシ類

シクラメンホコリダニによる芯止まり |
疫病
<被害の特徴と発生生態>
茎の地際部や葉柄の基部、葉の縁が水浸状となり、暗緑色〜褐色となって腐敗する。
株元を侵された場合には急速にしおれ、やがて枯死する。
<防除>
鉢植えでは水はけのよい土を用いる。
植え替え時にプレビクールN液剤を株元の土壌に流し込む。
コナカイガラムシ類
<被害と虫の特徴>
葉や葉柄に白い綿状の小さな虫が付着する。
風通しや日当たりの悪い所で発生が多い。
<防除>
ピンセットや歯ブラシなどで虫をこすり落とす。
シクラメンホコリダニ
<被害と虫の特徴>
芯の葉が大きくならず、肉厚の葉や奇形の葉になる。そのため、株の中央に葉が団子状に固まる。
ダニが寄生するため被害がでるが、このダニは0.3ミリと非常に小さいので肉眼では見えない。
8〜9月の高温期に発生が多い。ハウス内では一年中発生する。
<防除>
被害株とその周囲の株を除去し、ダニが他の株へ移動するのを防ぐ。
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