
モザイク病による花の斑入り

チューリップヒゲナガアブラムシ

チューリップサビダニによる花の被害 |
モザイク病
<被害の特徴と発生生態>
花びらに白色や黄色など花本来の色と異なった色が混じり込み、色がうすくなった部分が生じ、いわゆる「斑入り」状となる。
葉や花茎でも淡緑色の混じった斑入り症状となる。
<防除>
ウイルスはアブラムシ類によって媒介されるため、アブラムシ類の防除が重要となる。
家庭の花壇では被害株を発見しだい抜き取る。
チューリップヒゲナガアブラムシ
<被害と虫の特徴>
葉裏または花びらに長さ1〜2ミリ、淡緑色の虫が集団で寄生して吸汁する。
多発すると葉の枯れ上がりが早くなる。
<防除>
発生の多い時はオルトラン水和剤、オルトラン粒剤を散布する。
チューリップサビダニ
<被害と虫の特徴>
開花期になっても花びらに緑色の部分的が残り、花びらが奇形になる。
虫は花びら上にいるが、非常に小さな虫なので顕微鏡を使わなければ見えない。
施設栽培で発生することが多い。
<防除>
植え付け直前に球根をアクテリック乳剤に漬ける。
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