
モモアカアプラムシ

ヨトウムシによる花びらの被害

ヨトウムシによる葉の被害と幼虫(右下) |
アブラムシ類
<被害と虫の特徴>
葉の裏、新芽や花に黄緑色〜緑色の小さな虫が群がって吸汁する。
多発すると激しい吸汁のため昼問は葉がしおれ、株全体がしだいに衰弱する。
ベランダや室内など雨のかからない所で発生が多い。
<防除>
ベニカエーススプレー、ベストガード粒剤を散布する。なお、粒剤は殺虫成分が根から吸われて葉に移動するので、効果が現われるまでに2〜3日かかる。
ヨトウムシ(ヨトウガ)
<被害と虫の特徴>
葉の縁が大きく食害されるばかりでなく、ときには花びらも食害される。
黒色の大きな糞を葉の上にするため、この糞の有無で虫がいるかいないかが判る。
幼虫の体色は緑色、褐色、黒色と成長につれて黒くなり、大きくなると体長は4センチにも達する。
幼虫は昼間株元や葉裏に隠れており、もっぱら夜間に活動する。このため、夜盗虫(ヨトウムシ)と呼ばれる。
幼虫はさわると体を丸める習性がある。
5〜6月と10〜11月の2回発生する。
<防除>
夜間に見回り、幼虫を捕殺する。
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