
軟腐病

ナメクジ類
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軟腐病
<被害の特徴と発生生態>
茎、葉、バルブに発生する。はじめ新葉がしおれ、やがて株全体が急激にしおれ、数日のうちにバルブ内部が腐敗する。
腐敗したバルブは特有の臭いがある。腐敗したバルブは内部が溶け出し皮だけとなり、ミイラ化する。
ファレノプシス、シプリペディウムなどで発生が多い。また、夏期の高温時に発生が多くなる。
<防除>
被害部分を切り取って処分する。
葉などを傷つける害虫の防除を十分に行う。
葉に直接水をかけないようにする。
ナメクジ類
<被害と虫の特徴>
新芽やつぼみがえぐり取られたように食害される。また、開花中の花や花びらが食い荒されてボロボロになる。
食害部分にナメクジ特有の粘液物を残すため、ヨトウムシ類の被害と区別できる。
<防除>
湿度が高いと発生が多くなるので、できるだけ乾燥した状態で栽培する。
ナメトール、ナメトリン、ナメキールを株の周りに散布する。
マイキラーを株全体に散布する。
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