
モミジニタイケアブラムシ

アブラムシ類の排泄物

モミジワタカイガラムシ
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モミジニタイケアブラムシ
<被害と虫の特徴>
4〜5月、新葉・新梢・花に長さ2〜3ミリ、赤褐色または黒褐色の虫が群生して吸汁する。
発生が多いと被害葉は小さくなり、黄変する。また、虫の排泄物の上にすす病が発生するため、葉や枝は黒く汚れて美観を損ねる。
6月以降はいなくなったように見えるが、虫は姿を変えて一年中葉の裏側にいる。夏〜秋の虫は薄い黄色、偏平で、数が少ないので気がつかない。
カイガラムシ類
<被害と虫の特徴>
モミジワタカイガラムシ:長さ8〜10ミリ、円形〜楕円形の偏平な虫で、灰色の地に黒い模様、または褐色の地に灰色の模様がある。
年1回発生し、5月に雌成虫は綿状の白い卵の袋を持つ。幼虫は5〜6月に現れる。
チャクロホシカイガラムシ:体長1〜2ミリ、楕円形の偏平な虫で、体色は黄褐色または灰褐色である。雌は体の幅が広く、雄は狭い。
幼虫は年2回発生し、5月と9〜lO月に現れる。
<防除>
虫をブラシなどでこすり取る。
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