
アメリカシロヒトリの幼虫とテント状の巣

オビカレハの幼虫

モンクロシャチホコの幼虫
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アメリカシロヒトリ
<被害と虫の特徴>
6、8、9月の3回、枝先の葉を巻き込んで白いテント状の巣ができ、中に白っぽい毛虫が多数いる。
毛虫は大きくなるとテントから外へ出て広がり、周りの葉を食べる。多発すると、樹全体が丸坊主になる。
<防除>
幼虫が集団でいる巣を枝ごと切り取り処分する。
トアロー水和剤CT、オルトラン水和剤、トレボンEWを散布する。
例年発生する樹では幼虫発生前に樹幹部へオルトランカプセルを打ち込み処理する。
オビカレハ
<被害と虫の特徴>
3〜4月に、枝の股のところにテント状の巣ができ、中に青い毛虫が多数いる。
毛虫は大きくなるとテントから外へ出て広がり、周りの葉を食べる。
<防除>
枝にリング上に産み付けられた卵塊を冬期に除去する。
テント状の巣を幼虫ごと取り去る。
幼虫が小さい時にデミリン水和剤を散布する。
モンクロシャチホコ
<被害と虫の特徴>
8〜9月に赤褐色の毛虫が葉裏に群生し、葉を食害する。多発すると樹全体が丸坊主になる。
<防除>
群生している幼虫を葉や枝ごと切り取り処分する。
オルトラン水和剤、トレボンEWを幼虫の小さい時に散布する。
例年発生する樹では幼虫発生前に樹幹部へオルトランカプセルを打ち込み処理する。
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