
ツツジグンバイの被害 ツツジグンバイの成虫(右下)

ベニモンアオリンガの被害 ベニモンアオリンガの幼虫(右下)
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ツツジグンバイ
<被害と虫の特徴>
成幼虫とも葉裏に寄生して吸汁するので、葉表は白いカスリ状になる。また、葉裏には黒いタール状の斑点(糞)が見られる。
発生が多い場合は黄変して落葉し、枝の伸びや花つきが悪くなる。
1年に3回発生する。成虫は灰色で「軍配」の形をした体長3ミリの虫で、翅には網目状の紋がある。
幼虫は黒色で、成長すると2〜3ミリになり、トゲを持つ。
高温乾燥下で発生が多い。
<防除>
オルトラン水和剤、アドマイヤーフロアブル、スミチオン乳剤を葉裏にも十分かかるよう散布する。
ベニモンアオリンガ
<被害と虫の特徴>
幼虫が新芽やつぼみに食い入って、内部を食い荒らし、新芽を枯らす。
4〜1O月の間に2〜3回発生し、夏に被害が非常に目立つ。
幼虫は褐色で白い斑紋があり、成長すると体長1センチになる。
虫は新芽に食い込んでいるが、ふつうはその周辺を探しても見つからないことが多い。1匹の虫がいくつもの新芽を次々にかじるので被害の割には虫は少ない。
<防除>
翌年のつぼみができる7〜8月の発生に注意し、被害芽は切り取って処分する。
オルトラン液剤、チューリサイド水和剤を幼虫発生初期に散布する。
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