
アブラムシの排泄物で汚れた葉

イバラヒゲナガアプラムシ

ナミハダニによる被害葉
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イバラヒゲナガアブラムシ
<被害と虫の特徴>
つぼみ、葉裏に緑色のアブラムシが群がり吸汁する。特に春の新芽の伸びる時期に発生が多い。
多発すると樹の生育が悪くなり、排泄物によって葉が汚れ、その上にすす病も発生するので美観が悪くなる。
<防除>
オルトラン水和剤、モスピラン液剤、スミチオン乳剤を散布する。葉の裏にも寄生しているので散布むらのないようにする。
新梢が伸びる頃に急激に増えるので、発生に注意する。
ナミハダニ
<被害と虫の特徴>
葉裏に大きさ0.5ミリの小さなダニが群がって吸汁するため、葉に細かいカスリ状の白い小さな点が見られる。
葉は生気を失い、しだいに全体が白っぽくなって艶がなくなり、早く落葉する。
高温時にはごく短期間に増えて大きな被害を与える。
ビニールハウスやベランダなど雨が当たらない所で多発しやすい。
<防除>
ニッソラン水和剤、ダニカット乳剤20を散布する。
同じ殺ダニ剤の連用散布は薬剤抵抗性が発達するので避ける。
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