 チャノキイロアザミウマによる新葉の被害
 チャノキイロアザミウマによる葉の褐変と奇形
 マキシンハアブラムシ
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チャノキイロアザミウマ
<被害と虫の特徴>
成幼虫とも展開中の新葉に寄生して吸汁する。被害葉はねじれて奇形になったり、褐色のケロイド状の傷が残ったりする。
体長1ミリの小さな虫で、体色は黄色である。虫が吸汁している時と被害が出る時期がかなりずれるため、被害発生時にはすでにもぬけの殻になっていることが多い。
マキでは常時発生する虫ではなく、年による発生の変動が人きい。
近くにこの虫の好きなサンゴジュやブドウがあると発生が多くなる。
越冬は樹皮の割れ目や落葉などで行う。
<防除>
剪定して、風通しや目当たりをよくする。
落葉を処分する。
マキシンハアブラムシ
<被害と虫の特徴>
春先、新芽や新葉に青色で白い粉を被った長さ1ミリの小さな虫が群生して吸汁する。
虫が糖分を含んだ排淡物を出すため、虫の下にある葉や枝は汚れ、その上にすす病が発生するので黒くなる。
多発すると新芽の伸びが止まり、新葉は短くなって黄化する。
<防除>
少発生の時は手でこすり落とす。
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