
カメノコロウムシ

マサキナガカイガラムシ
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カメノコロウムシ
<被害と虫の特徴>
葉や枝が3〜4ミリの半円球状の白いロウ状物質で覆われ、この中に赤褐色の虫がいて樹液を吸う。成虫も幼虫も同じような形をしている。
多発すると枝枯れがおきる。また、すす病が発生して葉や枝が黒く汚れる。
年に1回の発生で枝の上で越冬する。カンキツ類やヒマラヤスギにも寄生する。
<防除>
成虫発生期の薬剤散布は全く効果がないので、虫を軍手やブラシでこすり取ったり、枝ごと切り取って処分する。
幼虫発生期(7月10日前後)にカルホス乳剤を散布する。
マサキナガカイガラムシ
<被害と虫の特徴>
葉や枝に暗褐色で長さ2ミリ、偏平な長楕円形の虫が寄生して樹液を吸う。
葉では、虫の寄生している部分が黄色くなる。
多発すると被害葉は次々に落葉し、枝枯れもおきて、樹勢は衰弱する。
<防除>
刈り込みをして風通しをよくする。ブラシで虫をこすり落とす。虫が寄生している葉や枝は切り取って処分する。
幼虫発生期(5〜6月と7〜8月)にスプラサイド乳剤40を散布する。
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