
べと病

黒根腐病による根の被害

紫斑病による子葉の病斑(左)
紫斑病に汚染された種子(右)
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べと病
<被害の特徴と発生生態>
葉の表面に不規則な形の黄白色の病斑ができ、葉裏に灰色綿状のカビが見られる。病斑はやがて黄褐色になり、周縁は濃い褐色になる。
6〜7月と9月〜収穫期に雨が多いと発生しやすい。また、茎葉が繁茂したり、風通しが悪いと発病しやすくなる。
<防除>
連作や密植を避ける。抵抗性品種を用いる。
サンドファンC水和剤を散布する。
黒根腐病
<被害の特徴と発生生態>
7月頃から下葉が黄変し、地際部の茎が黄掲色〜赤褐色になり、白いカビが生じる。被害が進むと暗褐色に腐敗して、オレンジ色の小粒点をつくる。連作すると発生が多く、エンドウやインゲンにも感染する。
<防除>
連作を避け、抵抗性品種を用いる。
発病が激しいほ場では定植前にクロールピクリンで土壌消毒する。
紫斑病
<被害の特徴と発生生態>
葉、茎、サヤ、種子に発生する。種子では「へそ」を中心に紫の斑紋ができる。
り病種子を播くと、子葉に赤褐色の雲紋状病斑のある苗ができる。
<防除>
種子伝染するので健全種子を用いる。
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