ひと目でわかる花と野菜の病害虫(大阪府園芸植物病害虫図鑑)

サツマイモ

ハスモンヨトウ・ナカジロシタバ・エビガラスズメ

ハスモンヨトウの幼虫
ハスモンヨトウの幼虫

ナカジロシタバの幼虫
ナカジロシタバの幼虫

エビガラスズメの幼虫
エビガラスズメの幼虫

ハスモンヨトウ
<被害と虫の特徴>
体長1〜4センチ、緑色、灰色または黒褐色の虫が葉を食害して穴をあける。被害の激しいときは葉が太い葉脈と茎だけになる。
小さな頃はアオムシによく似た緑色の虫で、50〜100匹の集団をつくる。
<防除>
虫が集団で食害している葉を切り取って処分する。
アタブロン乳剤、アファーム乳剤、ラービンフロアブルを散布する。

ナカジロシタバ
<被害と虫の特徴>
体長2〜4センチのイモムシで、淡紫色で5本の細長い黄色の線がある。葉を食害してボロボロにする。
<防除>
多発した時はラービンフロアブル、ディプテレックス乳剤、トレボン粉剤DLを散布する。

エビガラスズメ
<被害と虫の特徴>
体長2〜9センチ、お尻に角のような突起をもった大きなイモムシで、葉を激しく食害し、あっという間に株全体を丸坊主にする。
体色は緑色のほか、黒色や褐色の虫もいる。
<防除>
多発した時はアグロスリン水和剤、ハクサップ水和剤、ランネート微粒剤Fを散布する。

発生消長

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