
モザイク病

モモアカアブラムシ

バーティシリウム黒点病 |
モザイク病
<被害の特徴と発生生態>
葉の葉脈が淡黄色で透明状になり、しだいに黄色になりまだら模様(モザイク症状)となる。
また、葉柄に褐色の斑点や、すじ状の斑紋ができることがある。
生育初期に感染すると生育不良となり、根が肥大しない。生育期に感染すると葉のモザイクと萎縮症状を示して生育不良となり、ダイコンの肉質が固くなるなど品質が低下する。
アブラムシ類により伝搬されるのでアブラムシ類の防除を徹底する。
<防除>
シルバーポリマルチによりアブラムシ類の飛来を防止する。また、DDVP乳剤50、オルトラン水和剤を散布しアブラムシ類を防除する。
バーティシリウム黒点病
<被害の特徴と発生生態>
肥大した根を切ると維管束が黒変している。
黒変は中心部では放射状で、皮層付近では維管束が輪状である。外葉の葉柄を切ると維管束が褐変している。
根部が軟化腐敗することはないが、まれに外葉が黄化することがある。
ダイコンのほか多くの野菜に感染する。
<防除>
土壌伝染する。病気のダイコンは抜き取り処分する。
水稲と輪作をすると発病が軽くなる。
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