
べと病

べと病越冬り病株

白色疫病 |
べと病
<被害の特徴と発生生態>
早春期に、葉の光沢がなくなり湾曲した感染株(越年株)が見られる。
株全体が淡黄緑色となり生育が劣り、2〜3月頃に全身に白色露状の胞子が多数作られ、枯死する。3月以降では、越年株からの胞子飛散により、葉に長卵形〜楕円形の黄色がかった大型病斑ができる。
多湿条件では病斑に白色露状のカビがふく。
ネギ、ワケギにも感染し、再びタマネギに伝染する。
<防除>
病株は除去し、焼き捨てるようにする。
発病ほ場ではリドミルMZ水和剤、フェスティバルC水和剤、カーゼートPZ水和剤、アリジマン水和剤を散布し防除する。
白色疫病
<被害の特徴と発生生態>
主に葉に発生する。葉の中央部に水浸状の病斑ができる。病斑は白色に変色し、病斑部から葉が折れ曲がり垂れ下がる。
発生は晩秋〜春期にかけて見られるが、被害は3〜4月に多い。特に1〜2月が暖かく、3〜4月が冷涼で雨が多いと発生する。
排水の悪いほ場で、早春期に豪雨による冠水をうけると多発する。
<防除>
排水の悪いほ場では、高畝にするなど排水をよくする。
リドミルMZ水和剤、フェスティバルC水和剤、クリーンヒッター、サンドファンM水和剤を散布する。
|