ひと目でわかる花と野菜の病害虫(大阪府園芸植物病害虫図鑑)

トウモロコシ

アワノメイガ・アワヨトウ・アブラムシ類

アワノメイガの幼虫と虫糞
アワノメイガの幼虫と虫糞

アワヨトウの幼虫
アワヨトウの幼虫

アブラムシ類
アブラムシ類

アワノメイガ
<被害と虫の特徴>
果実の皮を剥ぐと内部が食い荒されている。
体長は1〜2センチで、縦縞模様はない。
<防除>
雄穂(図参照)が見え始めた頃にトレボン乳剤、エルサン乳剤、パダンSG水溶剤を1〜2回散布する。
・薬剤散布の適期は雄穂が見え始めた頃。
・被害の多いところでは10日間隔で2回散布する。

アワヨトウ
<被害と虫の特徴>
葉を食害し、多発すると株が丸坊主になる。
体長は3〜4センチで縦縞模様がある。
<防除>
トレボン乳剤、アグロスリン乳剤を散布する。

アブラムシ類
<被害と虫の特徴>
体長1〜2ミリの濃い緑色の虫が葉や茎に群らがって汁を吸うため、株の生育が遅れる。
<防除>
多発時にアドマイヤーフロアブル、モスピラン水溶剤、アグロスリン乳剤を散布する。

発生消長

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