
うどんこ病(果実) うどんこ病(葉)

すすかび病(葉表) すすかび病(葉裏) |
うどんこ病
<被害の特徴と発生生態>
はじめ葉の表面に自いカビが点々と生じ、しだいに広がって葉全体が小麦粉を振りかけたようになる。多発すると葉柄や果実のへたの部分も白くなる。病斑は古くなると灰色〜黄褐色に変色し、病気の葉は、やがて落葉する。
気温が25〜28℃、湿度が50〜80%程度の高温乾燥時に発生が多い。
<防除>
密植を避け、日当たりと風通しをよくして葉が茂り過ぎないようにする。
ハウスではビニールが汚れると発生が多い。
発生初期にトリフミン乳剤、アミスター20フロアブル、ラリー水和剤を散布する。
すすかび病
<被害の特徴と発生生態>
はじめ下葉の裏側に黄白色のカビが密生し、やがて灰褐色、ビロード状の丸い病斑(0.5〜1センチ)となる。葉の表面にはうすい黄褐色〜褐色、周縁がぼやけた円形病斑が現れる。
多発すると多数の病斑ができ、融合し、葉が黄色くなり、落葉することがある。
高温多湿になる施設栽培で発生が多く、露地栽培では少ない。
<防除>
ハウスの換気や水管理に注意し、湿度を下げるように努める。
多発すると防除が難しくなる。
アミスター20フロアブル、トリフミン乳剤、ベルクート水和剤を散布する。
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