
ヨトウムシによる被害 ヨトウムシ

シロオビノメイガの幼虫

シロオビノメイガの成虫 |
ヨトウムシ(ヨトウガ)
<被害と虫の特徴>
幼虫ははじめのうちは集団で生活し、2〜3枚の葉が集中して食われる。被害葉は最初白くなり、後に褐変して枯れる。
集団で暮らす幼虫は体長1〜2センチの緑色で、アオムシによく似ているが、シャクトリムシのように体を曲げたり伸ばしたりしながら歩くのが特徴である。
虫は大きくなると4センチになり、まわりに移動していく。大きくなった虫は昼間は株の下や土の中におり、夜に出てきて葉を暴食する。
<防除>
虫が集団で発生している葉を切り取って処分する。
ノーモルト乳剤、アグロスリン乳剤、ランネート45水和剤を散布する。
シロオビノメイガ
<被害と虫の特徴>
虫は体長1〜2センチ、うすい緑色で、ヨトウムシによく似るが、集団生活はしない。
葉を薄皮だけ残して食うため、その部分が白っぽくなり、やがて穴があく。
糸を吐き、葉を綴り合わせて中に潜むので、この習性によってもヨトウムシと容易に区別できる。
<防除>
イヌビユやアカザなどの雑草に多いので、畑の中や周辺の除草を徹底し、虫の侵入源を断つ。
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