べと病
<被害の特徴と発生生態>
葉に淡黄色の斑点ができ、しだいに拡大して葉脈に区切られた角型病斑となる。病斑の裏面は白色霜状のカビが生える。
<防除>
発病株を放置しない。
立枯病
<被害の特徴と発生生態>
養液栽培で5月〜7月、9月〜10月に発生が多い。
地際部の茎葉が侵され、葉は水浸状になり急速に腐敗し、表面をクモの巣状の菌糸が覆う。
<防除>
育苗時、定植が遅れると発生しやすい。種子に混入した病原菌から伝染することもある。
モンカット水和剤50を散布する。
根腐病
<被害の特徴と発生生態>
夏期高温時に養液栽培で発生する。地際部が水浸状となり、根が褐変し、地上部はしおれて枯死する。
病原菌は培養液で伝染し、急速に被害が広がり、大きな被害となる。
<防除>
培養液濃度を高くし、pHを低く管理すると被害が軽くなる。
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