
クリオオアブラムシ

クリオオアブラムシの成虫と卵塊

クスサンの幼虫 |
クリオオアブラムシ
<被害と虫の特徴>
卵は黒く、体長1.5ミリの長円形である。幹や枝に多数の卵が塊で産みつけられ、冬を越す。
卵は4月中旬にふ化し、その後成虫が枝に寄生して吸汁する。
虫は黒色で、一見するとアリのように見える。成虫になると体長が5ミリに達する大型のアブラムシである。
<防除>
越冬中の卵塊を冬の間に見つけてつぶす。
クスサン
<被害と虫の特徴>
卵で越冬し、4月下旬〜5月上旬に黒色の幼虫が卵からふ化する。幼虫ははじめ群れをつくるが、成長するにつれ分散する。
6〜7月に体長10センチの白色で毛が長い大型の毛虫になり、さかんに葉を食べた後、褐色のかごのようなまゆの中で蛹になる。
成虫の蛾は9〜10月に現われ、100個以上の卵を一塊にして枝の分岐点付近に産みつける。
<防除>
冬の間に卵塊を見つけてつぶす。
5月上旬に幼虫が集まっている葉を切り取って処分する。
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