
フタテンヒメヨコバイによる葉の被害
成虫(右下)

カンザワハタニと葉の被害

ドウガネブイブイの成虫 |
フタテンヒメヨコバイ
<被害と虫の特徴>
虫が葉裏に寄生して吸汁するため、その部分は色が白く抜ける。多発すると葉全体が白っぽくなり、果実の着色が不良になって糖度が下がる。
成虫は体長3〜4ミリで、うすい黄色の地に褐色の模様がある。幼虫は体長1〜4ミリで、白または黄色である。
多発時に園内を歩くと成虫がさかんに顔にぶつかってくる。
<防除>
オルトラン水和剤、パダンSG水溶剤、アディオン水和剤、ベストガード水溶剤を散布する。
カンザワハダニ
<被害と虫の特徴>
葉裏に体長0.51ミリの小さな赤いダニが寄生して吸汁するため、葉の色が白く抜ける。
乾燥を好み、ハウスでしばしば多発する。
<防除>
天敵のスパィデックスを放飼する。
ダニトロンフロアブル、オサダン水和剤25、サンマイト水和剤を散布する。
コガネムシ類(ドウガネブイブイ)
<被害と虫の特徴>
名前のとおり銅のような色をした体長2〜2.5センチのコガネムシで、園内または園外からたくさん飛んで来て、葉を暴食する。
<防除>
ディプテレックス水溶剤80、ミクロデナポン水和剤85を散布する。
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