
ミカンコナジラミの蛹殻

ミカンコナジラミの成虫

ゴマダラカミキリの成虫 |
ミカンコナジラミ
<被害と虫の特徴>
幼虫が葉裏に寄生して吸汁する。虫の排泄物上に発生するすす病のために葉や果実が黒く汚れる。
幼虫は透きとおった緑色で体長1〜1.5ミリ、平らな小判型をしている。
成虫は体長1〜1.5ミリで翅が白く、樹をゆするとパッと舞い上がる。
<防除>
密植すると多発するので、剪定を十分に行い、日当たりや通風をよくする。
幼虫発生時期の6月下旬〜7月上旬にエルサン乳剤、スプラサイド乳剤40を散布する。
ゴマダラカミキリ
<被害と虫の特徴>
幼虫は幹の樹皮下を食害し、地際から木屑状の糞が出ているのが特徴である。発生が多いと樹が衰弱し、枯死する。
幼虫はテッポウムシとよばれ、白色で老熟すると体長は5センチになる。
成虫は体長3.5センチ、背中は濃い藍色で光沢があり、多数の白点をもつ。
<防除>
成虫を見つけしだい捕殺する。糞の出ている場所から針金をさし込んで、中の幼虫を殺す。
天敵のバイオリサカミキリを6月上旬に幹の分岐部に巻きつける。
産卵を防ぐために、幹の地際付近にネットを巻きつける。
成虫発生期にモスピラン水溶剤、スプラサイド乳剤40を散布する。
産卵時期の5月下旬〜7月上旬にガットサイドS、スプラサイドMを幹の地際付近に散布する。
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