
ミカンハダニによる葉の被害
ミカンハダニ(右下)

ワタアプラムシ

ユキヤナギアブラムシ |
ミカンハダニ
<被害と虫の特徴>
葉裏に寄生して吸汁するため、吸われた部分は色が抜けて白くなる。多発すると落葉が早まる。
果実に寄生すると着色が遅れ、色がぼけて商品価値が著しく低下する。
<防除>
越冬密度を下げるため、12〜3月にマシン油剤(機械油乳剤95、特製ハイマシン95など)を必ず散布する。
6月に高純度マシン油剤(サマーマシン97、トモノールSなど)を散布する。
コロマイト水和剤、バロックフロアブル、サンマイト水利剤を散布する。
アブラムシ類
<被害と虫の特徴>
新梢と葉裏に体長1ミリの小さな虫が集団を作って寄生し、吸汁する。
吸汁された葉は小さくなったり、巻いたりするほか、虫の抜け殻と排泄物がつき、さらに排泄物にすす病が発生して汚くなる。
多発すると果実の生育が抑えられて品質が悪くなる。
ワタアブラムシ、ユキヤナギアブラムシ、ミカンクロアブラムシが主な種類である。
<防除>
苗木や高接樹は防除する必要があるが、成木ではふつう防除は不要である。
アドマイヤーフロアブル、ロデイー乳剤、オリオン水和剤40を散布する。
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