ひと目でわかる花と野菜の病害虫(大阪府園芸植物病害虫図鑑)

モモ、ウメ

モモスズメ・ヒメシロモンドクガ・ウスバツバメ

モモスズメの老熟幼虫
モモスズメの老熟幼虫

ヒメシロモンドクガの幼虫
ヒメシロモンドクガの幼虫

ウスバツバメの幼虫
ウスバツハメの幼虫

モモスズメ
<被害と虫の特徴>
葉を食害するイモムシで、成長すると8センチにもなる。
幼虫のおしりに1本の長い突起を持つのが特徴で、幼虫の色は緑色ないし黄色である。
モモ、ウメ、サクラなどのバラ科植物とツゲ、ニシキギなどを食害する。
<防除>
見つけしだい幼虫を捕殺する。

ヒメシロモンドクガ
<被害と虫の特徴>
はじめは群がって葉を食害するが、成長すると1匹づつ葉の縁から食害するようになる。
モモ、ウメ、サクラ、バラなどのバラ科植物とベゴニアなどを食害する。
<防除>
毛虫が群がっているときに枝ごと切り取り、処分する。

ウスバツバメ
<被害と虫の特徴>
4月頃から葉を食害して、小さな穴をあける。
大発生した場合、樹全体が丸坊主になることもある。
ウメ、サクラ、スモモ、リンゴなどのバラ科植物を食害する。
<防除>
見つけしだい幼虫を捕殺する。

発生消長

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