[IPM:156] 意見forIPMMLの投稿内容：【意見】に答えて

["田中 寛 (Hiroshi TANAKA)"<hiroshi-habikino.tanaka@nifty.ne.jp>]

IPMMLのみなさん

羽曳野田中寛です。

／応動昆でいくつか個人的に意見をいただきました。多謝&深謝。お名前を
あげませんが，いただいた意見に対して（田中個人として）お答えした内容を
記しておきます。

／なお，近日，天敵カルテ冊子（100ページ程度，無償）の刊行を予定して
おり，【意見】に密接に関連する問題について冊子中の「天敵カルテの考え方
（田中寛・渡辺朋也）」に記述します。天敵カルテトップページの「はじめての
方は必ずお読みください」に注釈を付け加えた形にして，初めての方にも
専門家にも利用できるよう工夫しました。

／冊子の趣旨からみて，ここで原文そのものを紹介しても問題がないと考え
られるので，確定原稿を Word & MsDos-text ファイルで添付します。なお，
本MLでは必要に応じて添付ファイルが許可されており，ファイルが開けない
等の問題がある方は，DM（ダイレクトメール）で請求くださればプリントアウトを
郵送します。

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【意見1】毎日非常に多数のメールを処理している（田中注．この現象をメール
地獄（笑）と名づけているのをどこかで見ました）。IPMMLでの議論はもっと
整理したものを流したらどうか？
$$$ この指摘は重要だと思います。
$$$ 天敵カルテは利用者（参加者）のフィードバック・フィードフォワードにより
進化するシステムとして設計されており，より利用しやすいものにするため
には不断の意見募集が不可欠です。そうは言っても，「事例」がないと意見を
投稿しにくい。また，進化の状況を実際に目のあたりにしてもらうほうが
（主ターゲットの改良普及員や天敵プロパーの）参加の motivation を高め
ます。現在はそのために，幹事会の議論の一部をIPMMLに移行し，実況
中継を行っていると理解していただければ幸いです。
$$$ なお，幹事会MLではIPMMLより１ケタ多いメールを処理しており，また
錯綜をさけるために必要に応じてDMも用いています。しかし，作業用の
幹事会MLとIPMMLは性格が異なるので，IPMMLのメール数がそこまで多く
なると読み飛ばしが多くなって情報伝達・交換効率が落ちるので，メール
数の適正規模が存在することについては異論ありません。
$$$ 今後，初めて利用する人たちのためには別のMLを準備し，頻度の高い
質問に対しては自動的に回答を検索して実行するプログラムも組み込む
予定です。また，必要に応じて作業用のML等も設置し，整理された情報を
天敵カルテのメインMLであるIPMMLに流すようにしたいと考えています。
$$$ 現在が（実は天敵カルテの考え方でいけば永遠に（笑））過渡期である
ことに鑑み，しばらく見守っていただければ幸いです。ただし，本メールは
この問題に対する意見封じではありません。この問題も含め，今後も意見を
どんどんIPMMLあて投稿してくださるようお願いします。

【意見2】天敵が生態系に与える影響についてIPMML上で意見を求めたい。
$$$ 前述のとおり，IPMMLは天敵カルテ（天敵カルテシステム）のメインML
です。「はじめての方は必ずお読みください」にも明記しているとおり，天敵に
関する全ての問題の議論がIPMML上で可能です。MLは議論の場ですから，
最初の問題の投げかけ方が完璧である必要もありません。ぜひ投稿を
よろしくお願いします。
$$$ 繰り返しになりますが，両【意見】に密接に関連する問題について添付
ファイルの「天敵カルテの考え方」に述べています。「ご用とお急ぎのない方」
（笑）はぜひご覧いただければ幸いです。

天敵カルテの考え方.doc

天敵カルテの考え方text.txt