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[IPM:735] 提案:最近の輸入農産物の増加に関して
- To: IPM@ml.affrc.go.jp
- Subject: [IPM:735] 提案:最近の輸入農産物の増加に関して
- From: toshihiko.ishii@syngenta.com
- Date: Tue, 12 Jun 2001 11:22:41 +0200
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IPM−MLの皆様へ 「最近私が感じていること」
最近は茶をドイツに輸出する場合には使用する農薬を吟味したものではないと輸出が
難しいとの話を聞いた。
つまり、輸出先の国の基準や消費者の好みにあわない農産物は輸出先では受け入れら
れないということである。
トマトの農家と話しをすると、最近は輸入物のせいで値段が安くて大変だとの話を良
く聞く。
輸入農産物の農薬残留の検査体制はどうなっているのか、日本国内で消費される農産
物に対しては日本の作物残留値が適用されるのが当然と考えるがどうなっているので
あろうか?もっと勉強する必要があると思う。(非関税障壁を増やしてどうするのか
と怒られるかもしれないが)
もっと進んだ話になると、今の日本の状態が約10年前のオランダの状態と良く似て
いる。海外(特にスペイン)からの輸入野菜に対抗すためにオランダがとった政策が
天敵利用であり、安全性を前面に出して国内の農業を守ったのである。(この点につ
いてはアリスタの和田さんが昨年の6月に詳しい説明を自社のHPに書かれていま
す。http://www.tomen.co.jp/agro/tuusin.htm の「このところのトピック」の項
)
海外からの輸入農産物に対抗するためには作物の安全性を前面に出し、
まずは日本の残留基準に適合した作物を輸入先に要求する。
輸入先が対応に追われている間に、日本国内で生物農薬を普及せる。
今度は生物農薬を使った作物を輸入先に要求する。
以上のようなステップが考えられるのですがどうでしょうか?
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石井 俊彦
株式会社トモノアグリカ 営業本部 プロジェクトチーム
IPM担当
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TEL:054−254−6262 FAX:054−254−6263
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