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[IPM:1042] 環境goo 最新コラム
藤澤様 IPMMLの皆様
> 松永さんのコラムの最新版
> 第27回 国産農産物食べます宣言!〜IPMの現場から を拝見しました。
> http://eco.goo.ne.jp/science/index.html
>
藤澤さんに先を越されてしまいました。
聞いたお話の内容の10分の1も書けなくて、なんだか申し訳ないような。
実は、藤澤さんが今年、イチゴを納めた高級レストランにご一緒したのです。東京
の名店の姉妹店だそう。ウイークデイの昼間だというのに、客で満員でした。
マンジェペッシェ
http://www.acquapazza.co.jp/mangia2/main.html
おいしかったなあ。残念ながら藤澤さんのイチゴはもうなかったですが。
お店の方にもお話をおうかがいしました。藤澤さんがレストランに売り込みをした
わけではなく、先方が評判を聞きつけて藤澤さんの苺ハウスを訪ねてきたそうです。
お菓子を作っている方に、藤澤さんの苺の魅力をお聞きしたところ、「おいしいし
減農薬だし。でも一番の魅力は藤澤さんのお人柄ですよね」という返事。
私は、なるほど、と思いましたが、藤澤さんが「えっ、苺じゃなかったの?」と一
瞬複雑な表情をしたのが分かりました。
でも、農家がいつもいつも最高の味の苺を作れるわけではない。無農薬、減農薬と
言いつつそうではない農家もいて、そのごまかしをチェックする手段をレストランは
持たない。
ならば、コンスタントに高品質の苺を提供してもらうためにもっとも重要なのは、
農家の真摯な努力ですよね。その当たりを表現する言葉が「人柄」という返事ではな
かったか。私はそう解釈しました。さすが、食のプロでした。
> IPMを理解してもらうには、こらからも努力していかないとね。
消費者にはウケにくい言葉ですね。でも、概念を理解できる一般人は、これからど
んどん増えていくと思います。
一生懸命な農家に話を聞くと、IPMという言葉こそ出さなくても同じようなことを
考え自分なりの努力をしておられます。農家が、複雑な技術を駆使してもの作りに挑
んでいる技術者、職人である、ということを多くの人に知ってもらいたいですね。
そのためにも、コラムへのご批判、ご意見をください。今後の原稿に活かしたいと
思います。次回はいよいよ、マルハナバチと天敵の環境安全性の問題を書きますので。
でも、セイヨウオオマルハナバチを一方的に危険視する論調には与しませんよ。この
問題はもっと複雑です。
松永 和紀(まつながわき)
waki@bc.iij4u.or.jp