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[IPM:1070] Re: 失効農薬(有効成分)情報



IPM−MLの皆様、藤澤様

石塚@日植防です。

> ところで、アゾキシストロビンの苺やブドウに対する残留農薬基準値が高
> いのはなぜなのでしょうか? 苺やブドウは残留しやすいのですかね?
「残留しやすい」というのはある意味当たっていますが
このアゾキシストロビンに限った事ではありません。
いずれも生で食べるものは同じ傾向ですね。

要は散布されたものが直接摂取される割合が高い作物には
残留基準値が多めに設定されています。

一人の人間が一年中苺やブドウを食べ続ける事は無い訳で
様々な作物ごとに基準値を設け、その総量できちんと押さえ
られている訳です。
その農薬の適用範囲とも深く係わりますが、どんな作物に
どれだけ割り当てるかというのはその剤の特製によって
違います。

http://www.ffcr.or.jp/zaidan/psl.nsf/psl_all_j?OpenView&Start=1&Count=300
↑ 例えばこの表の中で、アゾキシストロビンの上に書かれている
アセタミプリドなどは、お茶で50ppmとなっていますが、これは
この剤がお茶での使用をかなり多めに見ていることや、
それだけ摂っても健康上なんら問題がない事を意味します。

お茶などは摘採後加工中にかなり熱を加えたり、口にする時も
熱湯を通す訳ですがそれだけの量を年間とり続けても
OKと言う訳ですから、逆に人間にとっては安全な薬剤とも言える
かも知れません。