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[IPM:1333] 苺の苗床と陸稲
IPM−MLのみなさん
苺農家の藤澤です
立春を向かえて、苺ハウスは春になったなあと実感できます。
ハダニも活発に活動してくる季節ですが、今年は見つかりません。
ミヤコカブリダニの放飼が功を奏したのかな? なんて思っているところです。
また、ホコリダニの発生もまだ見つかっていません。こちらは、ククメリス放飼が
功を奏したかな。
ワタアブラムシは、1月早々には発見。12月に見えていた土着のヒラタアブと
天敵農薬のアブラバチの活躍で、大発生にはならず。落ち着いています。
でも、これから問題になりそうなのが、オンシツコナジラミとアザミウマです。
ゆっくり、ゆっくりですが、数が増えてきました。
なんとか、うまくやりたいなあと思っています。
そんな風に思っていると、農文協の方がみえて、「天敵大事典」なんていう本を
紹介してくれました。ほしいなあ。と思うのですが、欲しい本が他にもあるなあ・・・。
で、本題ですが、「日本農業害虫大事典」を読んでいて思ったことがあります。
それが、苺の苗床に陸稲を植えると、バンカープランツとならないかなあと、
いうことです。
陸稲ならムギクビレも付くみたいだし、今年は苗床の回りにイネを播いてみようと
思っています。
(静岡県三島市 藤澤 鎭生 sizuo@tokai.or.jp )