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[IPM:1347] マイナー作物セミナー



IPMMLの皆様

 ご無沙汰しています。環境gooでお世話になりましたライターの松永です。

 皆様のメールはいつも興味深く拝読しています。藤澤さんと安倍さんのタマバエの
やりとりなんて、読んでいてワクワクしますね。とても楽しみにしています。

 さて、今回は、マイナー作物に関するセミナー告知です。農水省の農薬分科会会長
をしている千葉大の本山教授に、告知を頼まれました。
 多くの人が既にご存知かもしれません。お許しください。
 締め切りは10日です。ご関心ある方は、さっそく本山先生にメールを。



 マイナー作物の農薬問題は、今は経過措置でとりあえずおさまっていますが、本山
先生の言葉を借りるなら、「時限爆弾」です。
 本山先生によると、米国では国が試験費用を出し、農薬登録を取っているそうです。
米国の制度についての詳細な報告が、セミナーではあるようです。これが、日本の制
度を変えるきっかけになればよいのですが……。

 私も取材して、日経BP社の「フードサイエンス」というサイトで、レポートを書く
予定です。
http://biotech.nikkeibp.co.jp/fs/top.jsp


松永 和紀(まつながわき)
waki@bc.iij4u.or.jp

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公開セミナー

「安全で多彩な食生活を目指して」

−マイナー作物の農薬登録問題を考える−

 

わが国では、年間生産量が3万トン以下の作物をマイナー作物と称しますが、これら
の中にはワサビ、ミツバ、アスパラガスなど、私達の食卓を豊かにしてくれる食材が
多数含まれています。これらの作物を栽培するには、病害虫・雑草による被害を防ぐ
ために農薬が使われます。本セミナーは、安全なマイナー作物の生産を継続するため
に使用できる農薬をどう確保するか、アメリカと日本の場合について考えます。

 

主催:千葉大学

協賛:全国農業協同組合中央会 / 日本生活協同組合連合会

日時:2004年3月18日(木) 1−5 pm

場所:東京都千代田区大手町1-8-3 JAビル8階 第1会議室 

(地下鉄丸の内線大手町駅A1出口上)

参加費:無料

 

プログラム:

1.開会挨拶と課題提起−主催者代表 千葉大学教授 本山直樹

2.アメリカにおけるマイナー作物問題の取り組み

 (1)IR-41)プログラムの歴史、実績、協力体制−Dr. Robert E. Holm2)

 (2)IR-4プログラムの運営方法と実施している研究課題−Dr. Jerry J. Baron3)

1)Interregional Research Project No.4(マイナー作物の農薬登録促進支援の国
家事業)2)Executive Director of IR-4   3)Associate Director of IR-4

3.わが国におけるマイナー作物問題の実態、期待、解決への展望(パネルディスカッ
ション)

(生産者)長野県南安曇郡穂高町有賀山葵(ワサビ)園代表 有賀 均

 (生産者)群馬県甘楽富岡農業協同組合営農事業本部直販センター 

インショップ係長 佐藤 守

 (県の植物防疫担当者)埼玉県農林総合研究センター 橋本光司

 (流通関係者)生活協同組合連合会コープネット事業連合農産部部長 深澤米男

 (消費者)主婦連参与 和田正江

 (全中)食料農業対策部 食の安全・安心対策室長 松岡公明

 (農水省)消費・安全局農産安全管理課農薬対策室長 横田敏恭

4.まとめ 主催者代表 本山直樹

 

参加申し込み:メールに1.氏名、2.住所、3.職業/勤務先、4.電話/ファック
ス番号、5.メールアドレス、を書いて3月10日までにお申し込み下さい。会場の
都合で、人数(130人)超過の時は、お断りする場合もあります。

申し込み先: 千葉大学園芸学部 本山直樹
motoyama@faculty.chiba-u.jp