ひと目でわかる花と野菜の病害虫(大阪府園芸植物病害虫図鑑)

トマト

オオタバコガ・ハダニ類・トマトサビダニ

オオタバコガの幼虫と被害果
オオタバコガの幼虫と被害果

ナミハダニの被害葉
ナミハダニの被害葉

トマトサビダニと果実被害
トマトサビダニによる果実の被害
トマトサビダニ(左下)

オオタバコガ
<被害と虫の特徴>
幼虫が葉や果実を食い荒して穴をあける。
幼虫は緑色で、成長すると体長4センチになる。
1匹の虫が次々と果実を加害してゆくので、虫の発生が少なくても被害は大きい。
<防除>
被害を受けた果実は見つけしだい切り取って処分する。
アファーム乳剤、コテツフロアブル、ガードジェット水和剤を散布する。・・・ミニトマトの薬剤はこちら

ハダニ類
<被害と虫の特徴>
体長0.5〜1ミリの非常に小さな虫が葉の汁を吸い、吸われた部分は色が抜ける。
体色の赤いカンザワハダニとうすい緑色のナミハダニがいる。
<防除>
ケルセン乳剤40を散布する。・・・ミニトマトの薬剤はこちら

トマトサビダニ
<被害と虫の特徴>
葉の縁が裏側へそり返り、葉の裏は光を反射して銀白色に光る。
多発すると茎や果実が褐色になって硬くなる。また、葉が株元から黄色く枯れ上がる。
虫の体長はO.2ミリで非常に小さいため、肉眼では発見できない。
高温乾燥を好み、主にハウスで発生する。
<防除>
マッチ乳剤、アファーム乳剤を散布する。・・・ミニトマトの薬剤はこちら

発生消長

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