![]() さび病 |
さび病 <被害の特徴と発生生態> 葉面にオレンジ色のやや隆起した小斑点が多数できる。のちに表面が破れ、粉状、黄赤色の粉末(夏胞子)を飛散する。病状が進むと病斑周辺に褐色の病斑ができ、紫褐色の胞子(冬胞子)が飛散する。 多発すると被害葉が枯死する。 気温が22℃ぐらいの時に多発し、24℃以上で発生が減少する。春期(5〜6月)と秋冬期(10〜1月)の2回発生する。 肥料切れしたほ場で発生が多い。 <防除> 多発すると防除が困難となるので発病初期からの防除を徹底する。 防除薬剤では発病初期からの防除が重要。 アミスター20フロアブル、バイレトン水和剤、ラリー乳剤を散布する。・・・ワケギ・アサツキの薬剤はこちら 黒斑病 <被害の特徴と発生生態> 5〜11月にかけて発生する。特に梅雨期には被害が多い。 葉、花茎に紡錘形の病斑ができ、病斑には同心円状に淡黒色すす状のカビが生える。病斑から上部が枯れ上がり、甚だしい場合、葉全体が枯死して、折れ曲がる。 <防除> 被害植物を放置しない。 発生したらロブラール水和剤、ペンコゼブ水和剤、ポリオキシンAL水和剤を散布する。・・・ワケギ・アサツキの薬剤はこちら
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