ひと目でわかる花と野菜の病害虫(大阪府園芸植物病害虫図鑑)

ネギ

ネギアザミウマ・ネギハモグリバエ・ネギコガ

ネギアザミウマと被害
ネギアザミウマと被害

ネギハモグリバエの被害と産卵痕
ネギハモグリバエの被害(左)
ネギハモグリバエの産卵痕(右)

ネギコガの蛹と幼虫
ネギコガの蛹(左)と幼虫(右)

ネギアザミウマ
<被害と虫の特徴>
虫が葉の汁を吸い、吸われた痕はカスリ状に色が抜けて白くなる。
虫は黄色く、体長は1ミリで細長い。
<防除>
多発して被害が目立った時は手遅れなので、少発生時にダイアジノン乳剤40、モスピラン水溶剤、アグロスリン乳剤を散布する。
ネギでは薬剤が付着しにくいので展着剤を加える。
定植時にモスピラン粒剤、オンコル粒剤5を土に混ぜ込む。・・・ワケギ・アサツキの薬剤はこちら

ネギハモグリバエ
<被害と虫の特徴>
葉の内部を幼虫がトンネルを掘って食い進み、その痕が細長く白い筋になる。また、成虫の産卵痕は規則正しく並んだ白い点になる。
<防除>
ダイアジノン乳剤40、アグロスリン乳剤を散布する。定植時にベストガード粒剤、オンコル粒剤5を土に混ぜ込む。・・・ワケギ・アサツキの薬剤はこちら

ネギコガ
<被害と虫の特徴>
幼虫の食い進んだ痕が白く太い筋になり、葉のところどころに穴があく。
<防除>
アグロスリン乳剤、スミチオン乳剤を散布する。また、定植時にオンコル粒剤5を土に混ぜ込む。・・・ワケギ・アサツキの薬剤はこちら

発生消長

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