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[IPM:367] Re: 農林技術新報の記事について



こんにちは。かとう@農園です。
石井さんかなりご立腹の様子が、ひしひしと伝わってきます。
現在の流れそして私の農家的感度をお伝えします。
1.> 「農業は応用化学です。
応用化学?って化学農薬、化学肥料かな?断言していますが、いきなり愚の骨頂です。

太陽、光、温度、その他もろもろ、たとえ施設栽培であっても、自然に左右されることが、ほとんどです。
すべてを化学のチカラでコントロールなんてとてもできません。もちろん化学農薬、化学肥料がないと
やっていけませんが、過度に頼る傾向は、いつも減らしたいと思ってます。

石井さん>化学農薬でのもぐら叩き的防除の結果としての害虫の
> リサージェンス問題や農薬に対する抵抗性発達の問題等については反省し、それを防
> ぐような方策を実現してくべきと考えます。

これは、まさにそのとうりで、とにかく農薬が効かないことで、八方ふさがりの状態に
多々陥っているのは、私だけでないでしょう。


2.>無知曖昧の情緒感情論で認証制度などを行い、農薬忌避によ
> る明治以前の有機農業礼賛など愚の骨頂であることをいまこそ指導者はその間違いを
> しっかりと認識しなければなりません。愚かなマスコミや消費者運動に惑わされて、
> 出来もしないIPMにうつすを抜かす愚かさをしっかりと認識すべきです。」

これは、誰がどう止めようとも農薬散布量を減らし天敵利用が普及しという流れは、数年先を見てもどんどん
普及するでしょう。
これを書いたおっさんは、自分で農薬まみれになって、手は荒れて、薬の臭いで気持ち悪くなって
しかも”農薬まいてる!”なんて、買いに来たお客さんになにか悪いことをしているような
白い目でみられるという体験をやらせてみたいもんですね。

しかも懇意のお客さんにいま消毒したけど食べる?なんて絶対いえないっすよ。

信じられないっす。
では。
かとう 農園
kato-farm@mx3.ttcn.ne.jp