[Date Prev][Date Next][Thread Prev][Thread Next][Date Index][Thread Index]
[IPM:504] Re: ピリマーについて
- To: IPM@affrc.go.jp
- Subject: [IPM:504] Re: ピリマーについて
- From: Tetsuo Wada <wada@tokyo6.tomen.co.jp>
- Date: Mon, 25 Dec 2000 09:30:19 +0900
- Delivered-To: tenteki-ipm@tenteki.cgk2.affrc.go.jp
- In-Reply-To: <20001223113225.AAA3923@mx3.ttcn.ne.jp@snz-aa104.ppp.ttcn.ne.jp>
- References: <20001223113225.AAA3923@mx3.ttcn.ne.jp@snz-aa104.ppp.ttcn.ne.jp>
- Reply-To: IPM@affrc.go.jp
高松さん、加藤さん、皆様へ、
ピリマーはかっては天敵と相性がいいということでいわゆるIPMのなかでは
必須の剤的に見られていました。
私もその情報をもとに日本でも奨めていたのですが、現場では新剤もたくさんでてきており
かなり古い剤であることも背景にあると思いますが、あまり効果について知っている人は
少なかったようです。
ただピリマーは現在農薬会社のカタログにはすでに掲載されておらず日本では2002年までの
登録となっていると聞いています。
IPMに使えるアブラムシ剤としては現在はチェスというのが定番でこの薬剤に似た新規剤も
開発されつつあります。
バータレックがバラのアブラムシに使えるかどうかは湿度が90%以上12時間を保てれば
アブラムシは発病するはずです。パンにアオカビが生えるよりは早いとは思えますが。
冬場のバラにアブラムシが出るかどうかはお聞きしたいところですが、冬場は湿度が90%以上に
なります(夜間)。ただ気温が低いとカビの発育も遅く、平均温度は15度はほしいのですが。
むしろ夏のほうが天敵もカビもよく効くなという印象をもっています。
印象ではしょうがないのですが、いちおうデータをたくさんみた結果の印象です。
和田