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[IPM:620] 毒も薬もさじかげん?



さっそく、お尋ねします。
田中さんと若林さんの「対話」(HP「除草剤を使わない稲作り」に掲載)の中で、
 田中さんが
> >毒物学の初歩で,
> > 全ての物質が薬であるか,食物であるか,毒であるか,はひたすら
> > 摂取量に依存します。自然物と人工物に区別はありません。
と言われていましたね。

 「毒も薬もさじかげん」と言う言葉がありますが,とても,納得できるお話でした。
 そこで,「環境ホルモン」についてですが,これは微量で悪さをする困ったものですが,
 これについても,総量としては微量だが,摂取量が,許容量を超えた時に,人体に影響が出てくる,と考えていいのでしょうか。

 それから,先日,2月16日に,三田市で「お米の勉強会」をやった時に,松中正一先生(元農薬学会の会長)も来られていて,僕が司会をしてい
たのですが、「5分でいいから最後に時間をください」と言われ,僕は,あのおじいちゃん,人間的に好きなものだから,発言してもらったのです
が,
 「除草剤は,ほとんど毒性はありませんから,安心して使ってください。塩より,毒性はないくらいです。殺虫剤は,神経にダメージを与える物
質があるので,まだ問題は残っていますが,殺菌剤や除草剤は,問題にするほどのことはありません。」の旨の発言をされました。
 時間切れで,質疑応答はなされないまま,終わったのですが,松中先生も,「環境ホルモン」については,「それは確かに頭の痛い問題です」と
の発言を,別なところで読んだことがあります。
 除草剤のCNP剤(MOなど)に,ダイオキシンが含まれていると聞いているのですが,
 以上のような問題に,田中さんはどう考えられるか,もしよろしければ,教えていただけるとありがたいです。

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 ホームページ「除草剤を使わない稲つくり」
 の世話人「やまちゃん」こと、山下正範

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