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[IPM:1072] Re: 失効農薬(有効成分)情報



藤沢様、IPM−MLの皆様

アゾキシストロビン(商品名:アミスター)の名前が出てきたので顔をださなければ
と思い、文案を考えていたら日植防の石塚さんに先を越されてしまいました。

>アゾキシストロビンの苺やブドウに対する残留農薬基準値が
>高いのはなぜなのでしょうか?
石塚さんのメールにあるように、一般的な傾向として生で食べる可能性のある剤は薬
剤が残りやすい傾向にあります。
ただ、残留基準値は処理した薬剤が基準値まで残留していても問題は無いという値
で、処理した薬剤が残留している値ではありません。
視点を変えると、残留基準値が色々な作物にあり、また、残留基準値が高く設定でき
る剤は毒性に関する問題が少ない剤であるとも考えられます。
残留基準値やその元となるADIについては下記のHPが参考になると思います。
http://www.shokusan.or.jp/hyakka/safety/farm_chemical/


>日本のキュウリに抵抗性が発生か?
>苺でもアミスターよく使われていると思うと、抵抗性が気にな
>るところでした。
この点は当社の病害担当者に聞いてみました。
感受性低下が確認されている病害として「ウリ類のうどんこ病」があるようです。
ただ、「ウリ類のうどんこ病」と「いちごのうどんこ病」では病原菌が異なり、「い
ちごのうどんこ病」に対して感受性低下は確認されていないとの話です(病害の名前
は同じ名前がついていても、病原菌が異なる場合が多い!!)。
しかし、うどんこ病は各種薬剤に対して耐性を獲得しやすいので、ローテーション散
布を心がける必要があります。

答えになったでしょうか?

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石井 俊彦
シンジェンタ ジャパン株式会社
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