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[IPM:1368] Re: すす病とオンシツツヤコバチ



藤澤さま、

オンシツツヤコバチを使っていると時期的に、一般的にはやや作型の後期に
スス病がでるのはある程度やむおえない状況と思われます。
もちろんまったくスス病がでないことがベストですが、フランスや神奈川県での
これはトマトですが、かなりのスス病発生が見られます。
しかしオンシツツヤコバチのマミーも同時に多発しており、私はこれを天敵の巣と
勝手に称しています。
10アールのうちトマトでいえば5−10株程度は天敵の巣として
新たなツヤコバチの発生源とするという方法かと考えています。
なおスス病はコナジラミの排泄物が原因で生ずるものと理解しています。
和田哲夫

-----Original Message-----
From: sizuo@tokai.or.jp [mailto:sizuo@tokai.or.jp]
Sent: Monday, May 17, 2004 12:43 AM
To: IPM@ml.affrc.go.jp; tenteki-admin@tenteki.org
Subject: [IPM:1367] すす病とオンシツツヤコバチ


このメールは天敵カルテのWWWページから送信されました。
天敵カルテはこのメッセージが本人によって送信されたも
のであることを保証するのもではありません。

------------ 投稿されたメッセージ開始 --------------
IPM−MLのみなさん
 苺農家の藤澤です

苺のオンシツツヤコバチのその後です。
うまい具合に繁殖していると思っているのですが、
すす病が気になります。

オンシツコナジラミにとってすす病は大敵。それ以上に、オンシツ
ツヤコバチにとっても大敵であるように感じました。

写真でご覧いただけるように、オンシツツヤコバチが良く増えて
くれたのですが、すす病も気になるところで、オンシツツヤコバチに
とってはすす病が検討課題かな?

ただ、苺の実が、オンシツツヤコバチが増えてからはベトベトしなく
なりました。すす病も減ってきているように感じています。


(静岡県三島市 藤澤 鎭生)

------------ 投稿されたメッセージ終了 --------------
画像などは次のURLにあります。
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