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[IPM:2027] RE藤澤IPM:2026Re水ナス
藤澤さん,IPMMLさん
田中寛@大阪環農水総研です。
南河内の木なす(千両2号のようなナスを木なすと云います)のハウスでは
1〜6月無加温なす→湛水除塩→9〜11月きゅうり,の作型で連作しています。
ここではハウスを閉め切って行う『湛水除塩』がカギです。
同じ南河内でも露地なすは連作しません。
湛水除塩や水田転換は青枯病の最もよい対策と思われます。
トマトやなすの青枯病はどんな害虫もたちうちできない被害を出します。
『水なすの利用価値』というのが何を意味するかは
番組を見ていない田中にはこれ以上詳しく言えないことですが,
水なすの反収が木なすより小さいのに,単価が高いために収益性が高い,
ということが『利用価値』なのかもしれませんね。
水なすの漬物や焼きなすはビールの非常によいアテです(^o^)。
-----Original Message-----
From: Shizuo FUJISAWA [mailto:sizuo@xxxxxxxxxxx]
Sent: Sunday, August 16, 2009 12:18 AM
To: IPM@xxxxxxxxxxxxxx
Subject: [IPM:2026] Re: 水ナス
田中さん、ありがとうございます。
苺農家の藤澤です。
水ナスの回答で、
> 水田→ナス→水田→水田→ナス,のようにしています。
と分かり、そうだったのかと思いました。
10年−15年とナスを作ってきて、水ナスの利用価値を見つけ出した
という内容だったと記憶したのですが、
水ナスは連作していなかったのですね。
もしかして、ナスの害虫も抑制している可能性があったりする事を、
期待します。
田中さんの研究で、効果の大きいところも、そうでないところも知りたいと
思います。
これからもよろしくお願いします。
ps.ビールがおいしいって、いいことですね。
(静岡県三島市 苺農家 藤澤 鎭生 )