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[IPM:248] Re: 代理メール パート2
和田様
長野野菜花き試の豊嶋です。
トマトのハダニですが,大玉トマトではそれほど問題になりません。しかし,ミニト
マトではかなり発生します。ミニトマトは栽培するときにできるだけ水分を絞って栽
培することに関係があるのかもしれません。また,大玉トマトとミニトマトの果実の
果皮の色の違いも実害として認識されるか否かの評価の違いになると思います。
長野県内ではミニトマト生産地の多くでハダニ類(ナミハダニ,カンザワハダニ)の
発生が認められ,対応に苦慮しています。なにせ登録薬剤がほとんどありませんか
ら。
適用拡大していただけるのであれば,いくらでも試験しますよ。トマトで飼育したチ
リカブリダニの件は以前,橋本氏から聞いて興味を持っています。
長野県野菜花き試験場 病害虫部 豊嶋悟郎
e-mail: bgtyaka@dia.janis.or.jp
----- Original Message -----
From: Kazuki MIURA <miurak@cgk.affrc.go.jp>
To: <IPM@affrc.go.jp>
Sent: Monday, September 25, 2000 11:44 AM
Subject: [IPM:242] 代理メール パート2
> みなさま
> 三浦@管理人です。
> トーメンの和田さんの代理メール
> 第2段です。
>
> −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
> 加藤さま、
>
> トマトでは普通のチリカブリダニは効果が低いといわれています。
> 気が付くのが遅れ申し訳ありません。
> トマトの茎や葉の上はカブリダニが移動しにくいといわれており
> トマトで育てたタイプのチリカブリダニを使う必要があります。
> ちょっと遅れてしまって恐縮ですが、再来週に送付します。
> 何アール分でしょうか。
> 普通トマトではハダニの問題が少ないのでこの問題は発生しないのですが
> チリカブリダニはトマトには登録がありませんので、このIPMメールリストでは
> この件を議論するのは適切ではないかもしれませんが、あえて連絡いたしま
す。
> 適用拡大はしなくてはいけないと考えています。ただなかなか試験をしてくれ
るところが
> ないと推定しています。
> 本件に関してはこのメールリストのメンバーのなかに知見の在る方がいるはず
と
> 思いますのでご意見賜りたく。
> 和田
>
>
> −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
>
> ............................
> 三浦 一芸(みうら かずき)
> 農林水産省中国農業試験場
> 虫害研究室
> (広島大学大学院生物圏科学研究科併任)
> 〒721-8514
> 福山市西深津町6-12-1
> Kazuki MIURA
> Laboratory of Insect Pest Control
> Chugoku National Agricultural Experiment Station
> Fukuyama 721-8514, JAPAN
> TEL:+81-(0)849-23-4100
> FAX:+81-(0)849-24-7893
> E-mail:miurak@cgk.affrc.go.jp
>