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[IPM:272] Re: 静岡農試−池田部長のマルハナの論文



IPM−MLの皆様

九大生防研の高木です。

石井wrote:

>先週からの懸案事項になっておりました
> 静岡県農業試験場・病虫部長の池田二三高氏が日本バイオロジカルコントロール協
>議会の機関紙バイオコントロールのVol.4−No.2に書かれました「外来生物の定着
>の現状と問題点を考える」について著者の池田氏と協議会の了解が得られましたので
>テキストファイル(14.1KB)で添付してアップします。


外来生物導入に関する議論は、IPM−ML上では、条件付きも含めると導入肯定意 
見が大多数でしょうが、環境保護なんかに関係したメイルグループに同じ議論を投げ 
かけると、「とんでもない」というレスがどっと返ってくるでしょう。日本では天敵 
利用がマルハナほど普及していないので、まだ槍玉に上がってないようですが、農家 
が外国産の天敵資材をどんどん使い出すと、必ず議論になるでしょう。こちらから議 
論を仕掛ける必要はありませんが、池田論文などを参考に、理論武装しておく必要は 
あるでしょう。コストや効果の面で優れているなら、致命的な環境のリスクがない限 
り、外国産でも使ってよいというのがぼくの意見です。


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812-8581 福岡市東区箱崎6-10-1
九州大学農学研究院生防研
高木 正見
TEL 092-642-3035 FAX 092-642-3040
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