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[IPM:444] Re: ご意見をお聞かせください。



こんにちは。宮大農学部
大野です。

 石井さん 畑さん、皆さん

 苗の問題は厄介です。

 天敵を利用したIPMでは、育苗時に強力な農薬が散布されると、いくら農家さん
の施設で選択的農薬を使っても、しばらく天敵を放飼できないことがおこります。
 この意味で、苗の問題は重要と考えているのですが、苗に天敵をつけるというのは
面白い発想だと思います。ただ、害虫も一緒に持ち込まれる可能性があり、農家さん
の気持ち次第、それとシステムを良く考える必要ありますね。

 せっかくの議論に別の問題を出して恐縮ですが(ついでなので)、
学生に天敵利用のIPMを講義している最中に学生からの質問でなるほどと思ったこと
をひとつ。「IPMで天敵に影響の少ない選択的農薬を散布する」としても店先でそ
のような農薬が購入者にすぐ分かりますか?という質問です。

 店員に聞けば良いのかもしれませんが、選択的農薬度(安全な天敵の種類、日数な
どなど、そんな指標あれば)をあらわすラベルを農薬につけるというのは良いねと苦
し紛れに答えました(昨日の話)。
このアイデア、皆さんどう思われますか? 
>
>時たま顔を出す、トモノアグリカの石井です。
>引用部分の件ですが、逆に考えると天敵付きの苗を出荷できます!
>これは苗の購入者にとって益になることはあっても損になることはないと思いま
す。
>(天敵販売会社にとっては大損になりますが!?)
>苗という商品に付加価値をつけることも可能だと思います。どうでしょうか。
>
>> 天敵ですが、カブリダニなどを放しても苗を出荷してしまう
>> ので天敵もいっしょに出
>> 荷してしまうことになってしまう(笑)ので、無理かなと思
>> うのですが、名案はない
>> でしょうか?アブラムシは、でんぷん系の窒息死させる方法
>> が一番なのかなと考えて
>> はいます。
>
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>石井 俊彦
>株式会社トモノアグリカ 営業本部 CSグループ
>420−8708 静岡市春日2丁目 12−25
>TEL:054−254−6262  FAX:054−254−6263
>携帯電話:090−33055313
>E-Mail:toshihiko.ishii@cp.novartis.com
>Home page : http//www.wbs.ne.jp/bt/tomono/
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>上記に不在の場合は下記にいる場合があります。
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大野和朗  (Kazuro OHNO)
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宮崎大学農学部食料生産科学科 応用昆虫学研究室
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